IMDS (International Material Data System) は、自動車メーカー及び部品メーカーが、自動車に使用する材料に関する情報を統一的に管理するためのオンラインシステムです。欧州自動車業界において、環境に優しい自動車の製造・販売に向けた取り組みの一環として採用されています。
JAPIA (Japan Automobile Manufacturers Association, Inc.) シートは、日本自動車部品工業会 (JAPIA) が作成管理し、自動車に使用する部品や材料に関する情報を報告するためのフォーマットです。JAPIAシートは、IMDS (International Material Data System) をはじめとする環境負荷物質管理フォーマットと併用されることがあり、日本の自動車・建機農機業界などで使用されています。JAPIAシートはExcelで作成され、パスワードを得ることで誰でも利用可能です。
CAMDSは中国の自動車材料管理システムであり、自動車製品に使用している材料のリサイクルと再利用および使用禁止/使用制限物質の情報管理を目的としています。 部品メーカおよび材料メーカが、CAMDSを使用してデータシート(MDS(Material Data Sheet)/Module:部品および材料の情報を記した電子フォーム)を作成することにより、自動車に使用されているすべての材料が管理されています。